勉強法のページ

 このページでは,代表小野の体験をもとに,合格の基本戦略について述べていきます.

 大学受験・司法試験の経験を踏まえて編み出した,オリジナルの勉強法と言ってよいと思います.

※大幅改訂中です!


総論

 入試の問題は大きく分けて

・出題されたら即時に解けなければならない「典型問題」(有名問題)

・現場での思考を要する「応用問題」

に分類できます.

 東大の問題は,典型問題と応用問題が半々程度ですので,典型問題を確実に解けば5割(220/440)程度得点できます.科類によってはこれで合格に届きます.理科3類の場合,7割(308/440)程度は得点する必要がありますので,応用問題にも手をつける必要があります.

 

 典型問題の解答に必要な情報をここでは「基本事項」と呼びます.

 基本事項とは,公式などの知識,基本原則などの理論,及び解法の定石といったものです.

 基本事項さえ知っていれば解ける(手がつけられる)問題を典型問題と呼んでいますが,逆に言えば基本事項を知らなければいくら考えても典型問題は解けません

 そこで,基本事項の理解を目的とする勉強が「インプット」です.教科書的な説明や例題の解説を中心とした書籍を読むことによって行います.

 

 基本事項が頭で理解できただけでは,実際に典型問題を解く時にいちいち頭で考えて解かなければならず,速く正確に解くことはできません.避難訓練と同じで,実地で活かすためには,実際に計算練習や答案作成練習をして,身体で覚える必要があります.

 そのために行う典型問題の解答演習が,「基礎演習」です.

 典型問題が載っている問題集を用いて,手早く処理を行う訓練をします.

 ここでの目的は頭を使うことではありませんので,初見の問題やひねった問題を解く必要はなく,同じ問題を早くできるまで繰り返す作業で十分です.

(理3以外の科類であればここまでで十分です) 

 

 最後に,典型問題は即時に処理できることを前提に,応用問題の処理を考えます.

 応用問題も入試問題である以上は,適切に分析することで典型問題に帰着できます.ただし,その問題分析の方法は決まりきったものではなく(多少のコツはあるにしても),現場での思考を要します.そこが典型問題との違いです.その技術を習得するには経験を積むしかありません.

 そのための勉強が「実戦演習」です.過去問などの実際的な問題を用いた演習を行います.

 

 ここで,誤解されやすい点ですが,「インプット」「基礎演習」「実戦演習」は,1つの段階が終わってから次に進むというものではなく,並行して,あるいは行ったり来たりしながら,バランスよく力を養っていくものと考えていただきたいと思います.「○月に入ったから過去問をやる」というのではなく,自分の実力を客観的に分析することが重要なのです.

 

 各科目のページで,具体的な運用を見ていきます.